知人男性の不審死が相次ぎ、埼玉県警に結婚詐欺の疑いで逮捕された無職女(34)=東京都豊島区=が、既に起訴された事件の被害者以外にも男性数人に結婚詐欺を繰り返し、昨年以降に計約2千万円を詐取した疑いがあることが28日、捜査関係者への取材で分かった。
交際相手の会社員大出嘉之さん=当時(41)=が8月に遺体で見つかった後、女が男性数人と交際していたことも判明。県警は女が生活費を稼ぐため結婚詐欺を繰り返していた可能性があるとみている。
女は長野県塩尻市と静岡県の男性から計約320万円を詐取したとして、詐欺罪で起訴されている。
捜査関係者によると、女は高級外車のベンツを所有。借金もほとんどなく裕福な暮らしを続けていた。結婚詐欺の被害者とは、いずれもネット上のサイトで知り合ったとみられる。
また5月に自宅が全焼した火事で死亡した千葉県野田市の安藤建三さん=当時(80)=宅に、女が「ヘルパー」と称して出入りしていたことも分かった。捜査当局は、女が火災後に安藤さんのキャッシュカードを使って現金を引き出す防犯カメラの映像を押収。裏付け捜査を進めている。
(47news)
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