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普天間移設の小沢離島案 首相と福島氏が「理解」

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)問題で、鳩山由紀夫首相は30日、小沢一郎民主党幹事長が日米合意に基づいて米軍キャンプ・シュワブ(名護市辺野古)に移設する現行案ではなく、同県内の下地島(しもじしま)空港(宮古島市)や約1600メートルの滑走路を持つ米軍伊江島(いえじま)補助飛行場(伊江村)などの検討を提案したことに一定の理解を示した。

 鳩山首相は同日、記者団に、「来年5月という時間の中で(現行案以外の)最適の答えを出す努力を開始した」と述べた。また、小沢氏が具体名を挙げた両島について、「私が話すべき時ではない」としながらも、「一つ一つの選択肢を精いっぱいの努力の中で議論していく」と含みを残した。明言を避けたのは、県外移設を主張してきた社民党への配慮とみられる。

 一方、社民党の福島瑞穂党首は同日、両島への移設案について「社民党としては県外、国外で候補地を探したい」としながらも、「それも含めて検討する。他党の提案は考慮する」と柔軟な姿勢を示した。北沢俊美防衛相も記者団に「皆さんがそういう思いを持つことで共通認識が固まってくる」と述べた。
(産経)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091230/plc0912302209019-n1.htm

テーマ : 社会ニュース
ジャンル : ニュース

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