鳩山由紀夫首相は28日午前、資金管理団体の土地取引事件をめぐり検察審査会が「起訴相当」と議決した民主党の小沢一郎幹事長の処遇について、「このまま頑張っていただきたい」と述べ、幹事長続投を支持した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
議決の内容については、「政府の立場でものを申し上げるのは検察の判断に予断を与えることになるから、何も申し上げるべきではない」と述べるのにとどまった。
民主党の輿石東参院議員会長も同日の同党参院議員総会で「参院選勝利に向かって、どんなことがあろうとも一致団結する」と、小沢氏続投を支持した。
土地取引事件をめぐっては、東京地検特捜部が政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で告発された小沢氏を不起訴(嫌疑不十分)とした処分に対し、東京第五検察審査会が27日に「起訴相当」と議決。小沢氏は同日、「何もやましいことはない」と述べ、幹事長辞任を否定していた。
(朝日)
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