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世の中の出来事を書き留めます
化粧品販売会社「トリプルサン」(東京都港区)と、テレビ出演などで知られる同社の岡江=本名・多田=美希社長(38)が、架空経費を計上するなどの手口で約1億7000万円を脱税したとして、東京国税局から法人税法違反の疑いで東京地検に告発されていたことが分かった。
関係者によると、トリプルサンは、取引先の広告会社への外注費を水増しするなどし、09年3月期までの3年間に約6億1000万円の所得を隠した疑いが持たれている。同社は脱税を認め、「お客様や各方面にご迷惑をおかけしたことをおわびしたい」としており、既に修正申告したという。
岡江社長は「日本初のニューハーフ美容研究家」としてテレビに出演したり、著書を出版するなどしている。トリプルサンは96年設立。テレビやインターネットによる通信販売などで近年業績を伸ばし、民間信用調査会社によると、09年3月期の売上高は約12億円。
中国商務省は20日、読売新聞の取材に対し、中国がレアアース(希土類)の輸出枠を来年30%削減するとの中国紙の報道について「根拠がなく全く誤報」と否定した。
商務省は「中国は世界にレアアースを供給し続ける」とする一方、資源保護のために採掘や輸出を制限する措置を継続する考えを示した。こうした措置は世界貿易機関(WTO)の協定と「矛盾しない」と述べた。
SMAP中居正広(38)が18日、都内で行われた日清食品「どん兵衛」リニューアル発売会見に出席した。中居は新CMで演じたうどん職人の衣装で登場。「すごいうまいっすよ。舌が肥えている方じゃないけど、違いますね」とリニューアルされた同商品をべた褒め。良さを聞かれると「食感ですね。それに、口に入れた瞬間、うまいって感じるのが早いです」。演じたこだわりのうどん職人さながら、腕組みしながら力説した。
中居のほかに、同商品を全国でPRするユニットも誕生した。日清食品の若手営業部員を中心に構成した男女混合ユニットで、名前は「DKU47」。どん兵衛(D)きつね(K)うどん(U)の頭文字と、全国47都道府県の数を表したもの。AKB48のヒット曲「ヘビーローテーション」が流れる中、ハッピを着た「DKU47」のメンバー47人全員が登場した。
中居は「AKBですよね。僕が入ったら、『(DKU)48』になっちゃいますよ」と一瞬、あぜんとしながらも、ユニット名の由来の説明を受けると「いいネーミングですね」と納得。SMAPのリーダーも、人気女性アイドルグループにあやかったユニット名に太鼓判を押した。後方に立っていた硬い表情の男性メンバーを見つけると「もっと笑顔の方がいいよ」と丁寧にアドバイス。張り切るメンバーたちに「一緒に頑張りましょう!」と激励した。同CMキャラクターに抜てきされて7年になるが、「契約が切れても僕は食べます。個人的に好きなので」と誓った。
リニューアルされた商品は18日から全国で順次発売。新CMは、中居演じるこだわりのうどん職人、どん兵衛太が、「ニッポンのうどん」という名前にふさわしいうどんをついに完成させるストーリー。21日から放送開始予定。
香港で17日、ノーベル平和賞に決まった劉暁波氏の釈放を求める民主派団体による抗議デモがあった。約40人が中国政府の駐香港事務所前で、投獄されている劉氏や自宅で軟禁状態にある妻・劉霞さんの早期釈放などを訴えた。参加者たちは劉氏の顔写真を印刷した面をつけて、「投獄は中国の恥だ」「釈放して授賞式に出席させろ」「民主的な中国を作ろう」などと声を張り上げた。
快挙には手が届かなかった。HPジャパン女子オープンテニス最終日は17日、大阪市靱テニスセンターで行われ、シングルス決勝で世界ランク56位のクルム伊達公子(40=エステティックTBC)は、同94位でノーシードのタマリネ・タナスガーン(33=タイ)に5-7、7-6、1-6で敗れ、準優勝に終わった。3時間を超える死闘を演じたものの、女子ツアー史上初の40代での優勝はならなかった。
偉業達成を目の前にして、クルム伊達が燃え尽きた。タマリネのフォアに反応できずに終戦。ビリー・ジーン・キング(米国)が保持する39歳7カ月の女子ツアー最年長優勝記録の更新に挑んだが、ノーシードの世界94位に屈した。
決勝は3時間7分の死闘だった。初戦から合計するとシングルスだけで5試合、10時間34分も戦った40歳は、「ケガもなく終えられたのは、自分にとって凄く大きなステップ。体力的に難しいと感じる中で、1週間戦い抜けた」と無念の準優勝にも胸を張った。
15日の準々決勝、16日の準決勝がともにフルセット。準決勝は右ひざ痛に悩まされたが、試合後に入念なマッサージを受け、この日のコンディションは上々だった。「16日の朝よりはいい状態。戦えるものになっていた」。持ち前の粘りも見せた。第1セットを落とした後の第2セットをタイブレークの末に制した。しかし、最終第3セットに暗転。第1ゲームをいきなりブレークされると、左足親指に血マメができるアクシデントもあって4ゲーム連取され、1-6で押し切られた。
「スタミナというよりパワー。ロングラリーになった中でパワーが奪われていった」。3試合連続フルセットにもつれ込んだため疲労は隠せず、クルム伊達のショットから力感が失われた。
昨年9月の韓国オープン以来のツアー優勝を逃し、「韓国以降の、最初で最後のチャンスなんじゃないかと思っていた」と胸の内を明かした。ただ、4週連続でツアーに参戦し、大きな故障もなく戦い抜いたことは、今後の大きな糧になる。決勝に進んだことで、世界ランクも50位以内に復帰することが確実だ。「負けたいと思うことは1%もない」。このモチベーションがある限り、クルム伊達に戴冠のチャンスはやってくる。