インターネットで詐欺の共犯者を募集し、応じた人から現金をだましとるなどしたとして、警視庁は24日、東京都品川区東五反田1、自称映画監督矢島佑(27)と妻香枝(23)の両容疑者ら3人を詐欺と窃盗の疑いで逮捕したと発表した。
逮捕は22日。矢島容疑者らは同じ手口で全国の65人から計約5000万円をだましとったとみられる。
発表によると、3人は11月1日、「フィッシング詐欺を手伝えば、1週間で60万円稼げる」などの書き込みに応じた川崎市麻生区の飲食店従業員の男性(28)に、「残高が数百万円のキャッシュカードを預けるので、担保として財布を預けてほしい」とメールで指示したうえで、男性のクレジットカードで現金40万円を引き出すなどした疑い。渡したキャッシュカードの残高はゼロだった。同庁幹部によると、矢島容疑者らは、被害者に顔を見られないよう、連絡にはメールを使っていた。矢島容疑者は容疑の一部を否認しているという。
(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091125-OYT1T00007.htm
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