兵庫県旅券事務所(神戸市中央区)が今年1月下旬、明石市の70歳代男性に生年月日を誤ってパスポートを発行したため、男性とその家族が2月に訪れた中国で入国拒否されていたことが17日、わかった。県は過失を認め、過去の判例を参考に旅行代金や慰謝料20万円を支払うことで和解した。
県によると男性は昭和生まれだが、1月下旬に家族がパスポートを申請する際、生年月日の年号を間違えて平成に印を付けた。事務所側は気付かずそのまま発行したという。事務所では職員2人以上が戸籍謄本などで申請内容を確認することになっていた。
男性は2月末に家族と中国・上海を訪れたが、上海空港の入国審査で男性の年齢などを不審に思った職員が入国を拒否。男性と妻はそのまま帰国した。
県では「チェック態勢を強化し再発防止に努める」としている。
(産経)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090917/crm0909172131044-n1.htm
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