2012年春の開業を目指し東京都墨田区で建設が進む「東京スカイツリー」の運営会社は22日、内部の様子を報道関係者に初めて公開した。634メートルと世界一の高さとなる新タワーは同日時点で高さ215メートル。
公開したのは4階までの低層部分。タワーの根元は一辺が68メートルの正三角形で、風圧などに耐えられるよう直径2.3メートルの太い柱が使われている。中央部には直径10メートルの空洞があり、ここで頂上部に取り付けるアンテナ部分を組み立てる。アンテナ工事の後は外縁部にコンクリートを流し込み、円筒状の心柱(大黒柱)をつくる。
新タワーは東京タワー(高さ333メートル)に代わる電波塔として昨年7月に工事が始まった。来春には東京タワーを超える見通し。施工担当者は「世界一のタワーを造るため気を引き締めたい」と意欲を示した。
(日経)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091123AT1G2201222112009.html
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