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上野にパンダのペア 中国から年８５００万円で来年登場
東京都は１２日、中国からジャイアントパンダのつがい１組を来年の早い時期に借り、都立上野動物園（東京都台東区）で飼育すると発表した。石原慎太郎知事が記者会見で明らかにした。繁殖にも取り組むという。
同園では２００８年４月のリンリンの死後、パンダ不在が続いていた。入園者も０８年度は６０年ぶりに３００万人を割ったことから、都は「上野と言えばパンダというイメージが定着している」として、復活を模索してきた。昨秋からは中国野生動物保護協会と、パンダを借りる際に中国側に提供する保護協力資金の額などを交渉。その結果、今月１１日に年９５万ドル（約８５００万円）で基本合意した。期間は１０年間で、その後については改めて話し合う。来日の時期や、どの個体を借りるかなどは今後詰めるという。
同園のパンダを巡っては、０８年５月の日中首脳会談で中国側から貸与が提案された際、石原知事は「レンタル料が高い」と否定的だった。しかし、１２日の会見では「パンダには特に子どもたちの人気が集中するようで、（上野動物園に）備えることもやぶさかではない。安い買い物ではないが、繁殖に成功してもらいたい」と話した。
（朝日）
http://www.asahi.com/national/update/0212/TKY201002120308.html
同園では２００８年４月のリンリンの死後、パンダ不在が続いていた。入園者も０８年度は６０年ぶりに３００万人を割ったことから、都は「上野と言えばパンダというイメージが定着している」として、復活を模索してきた。昨秋からは中国野生動物保護協会と、パンダを借りる際に中国側に提供する保護協力資金の額などを交渉。その結果、今月１１日に年９５万ドル（約８５００万円）で基本合意した。期間は１０年間で、その後については改めて話し合う。来日の時期や、どの個体を借りるかなどは今後詰めるという。
同園のパンダを巡っては、０８年５月の日中首脳会談で中国側から貸与が提案された際、石原知事は「レンタル料が高い」と否定的だった。しかし、１２日の会見では「パンダには特に子どもたちの人気が集中するようで、（上野動物園に）備えることもやぶさかではない。安い買い物ではないが、繁殖に成功してもらいたい」と話した。
（朝日）
http://www.asahi.com/national/update/0212/TKY201002120308.html
