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ソニー:有機EL撤退 低価格・大画面化できず--国内・3月

ソニーは16日、07年12月に世界で初めて製品化した「有機EL(エレクトロ・ルミネッセンス)テレビ」の国内出荷を3月末で終了する方針を明らかにした。低価格化を背景に、薄型テレビ市場で液晶テレビの普及が進む中、製造コストが高く、大画面化が技術的に難しい有機ELテレビが対抗するのは困難と判断した。国内で有機ELテレビを販売しているのはソニーだけで、登場から2年余で市場から消える。

 ソニーは欧米などはまだ需要があるとし、海外向けの有機ELテレビの出荷は継続。「大画面化や量産化の技術開発も続ける」(ソニー広報センター)としている。国内でも、既存のユーザーへの修理などのサポートは4月以降も行う。

 有機ELテレビは、パネル自体が発光する構造で、超薄型・高精細が最大の特徴。一時は「次世代壁掛けテレビの本命」と期待され、ソニーは07年12月、画面の最も薄い部分が3ミリの11型有機ELテレビ「XEL-1」(希望小売価格20万円)を世界で初めて発売し、話題を呼んだ。

 しかし、薄型テレビ市場では、大画面化・低価格化が急速に進んだ液晶テレビが世界的に普及。近年ではLED(発光ダイオード)バックライトを搭載したモデルなど薄さや画質、省エネ性能に優れた液晶も登場。11型の有機ELテレビと同じ値段で40型以上の高性能液晶テレビが買えるようになり、競争力を失った。

(毎日)
http://mainichi.jp/life/today/news/20100217ddm008020091000c.html

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