平成7年1月、茨城県牛久市南でホテル経営、松田行雄さん=当時(68)=が自宅で何者かに両手を縛られて死亡した事件で、県警捜査1課などは5日、強盗致死の疑いで、無職の男ら3人を逮捕した。いずれも容疑を否認している。事件は来年1月17日午前0時が公訴時効だった。
逮捕されたのは千葉県白井市根、無職、梶原清吾(72)▽同県鎌ケ谷市中佐津間、無職、佐伯秀男(72)▽同県松戸市和名ケ谷、無職、松本武男(71)-の3容疑者。佐伯容疑者と松本容疑者は実の兄弟。2人と梶原容疑者は友人とみられる。
同課によると、3人は7年1月17日午後6時ごろ、松田さんの自宅に押し入り、松田さんの両手を針金で縛るなどの暴行を加えたうえ、腕時計(時価30万円相当)を強奪した疑いが持たれている。松田さんは暴行が原因で、18日午前9時すぎ、虚血性心不全で死亡した。
当時の県警の発表などによると、同17日午後6時半ごろ、自宅に帰宅した妻が、自宅1階の座敷で両手首を針金で後ろ手に縛られている松田さんを発見。松田さんは目立った外傷はなく、室内に物色された形跡はなかったという。午後5時ごろ、松田さんの妻が自宅に電話した。
県警では「これまで捜査の積み重ねにより逮捕に至った」と説明している。
(産経)
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