神奈川県小田原市荻窪の飲食店で6人が死傷した火災で、小田原署は18日、死亡した同市浜町、元店長で不動産会社経営の条生弥(じょういくや)容疑者(当時71歳)を現住建造物等放火と殺人、殺人未遂の疑いで、被疑者死亡のまま横浜地検小田原支部に書類送検した。
発表によると、条容疑者は1月30日午後1時10分頃、飲食店「そば処トモエ」兼不動産会社事務所で、ガソリンを自らかぶった上、床にもまいてライターで火を付け、同市多古、不動産ブローカー榊原始さん(当時58歳)と同県相模原市の不動産業堺務さん(同66歳)を殺害したほか、店の土地所有者の男性(54)ら3人に重傷を負わせた疑い。
その後の調べで、条容疑者は不動産業などから約11億円の借金があり、店の立ち退きを迫られていたことも判明した。
(読売)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090918-OYT1T00538.htm
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