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安室×アムロの世紀のコラボレーションがついに実現した！！　歌手の安室奈美恵（３２）が、ニューアルバム「ＰＡＳＴ＜ＦＵＴＵＲＥ」（１６日発売）に収録される新曲「Ｄｅｆｅｎｄ　Ｌｏｖｅ」のミュージックビデオで、今年で生誕３０周年を迎えた人気アニメ「機動戦士ガンダム」の主人公アムロ・レイと夢の“共演”を果たすことが１４日、分かった。

　フルアニメーションとして完成したその映像は、ガンダムシリーズの制作を手掛けるアニメ制作会社「サンライズ」によるオリジナルの書き下ろし作品。過去にガンダムファンのＧＡＣＫＴ（３６）が、ガンダムの過去映像と実写を交えてシングル「Ｍｅｔａｍｏｒｐｈｏｚｅ」のプロモーションビデオを制作した例はあるが、実際のアーティストが本人役としてアニメに登場するのは初めてだ。

　所属レコード会社エイベックスによると、主人公の名前と自身の名字が同じとあって、安室は小学生のころからガンダムに親しみを感じていたという。今年は全国各地でガンダム生誕３０周年を記念したさまざまなイベントが開催される中、安室自身の強い希望でコラボを打診。サンライズ側も「安室さんの常に新しいことにチャレンジしていく姿勢にはとても共感を覚えました」と快諾した。

　「どんなにつらくても、私たちには愛（世界）を守る義務がある」という「Ｄｅｆｅｎｄ－」の楽曲テーマに合わせ、アニメは「Ｄｒ.４世」という悪人によって捕らわれ、記憶を悪用されそうになった安室がガンダムの世界に飛び、ガンダムを操るアムロと戦い、倒されることによって悪の野望を阻止するという筋立てで、世界平和を訴えかける内容になっている。

　安室は、原作では女性キャラ・ララァが乗り込む緑色の人気戦闘機「エルメス」のピンク色バージョンという安室専用戦闘機でガンダムと対戦。アムロの声優でおなじみの古谷徹（５６）による「あなたが安室さんですね？」「戦争なんかに利用されちゃダメだー！！」というセリフにも注目だ。安室は「自分のキャラやエルメスの自分バージョンが出来上がってきたときは、とてもうれしかったです」と大感激の様子。アニメ化された自身の画像もすっかりお気に入りで、「携帯の待ち受け画面に設定してみたりもしました」と話している。このミュージックビデオは、ニューアルバムのＤＶＤ付きバージョンに入っている。

　◆機動戦士ガンダム　舞台は、スペースコロニーへの宇宙移民が始まって半世紀あまりが過ぎた未来世界、宇宙世紀００７９年。人型兵器・モビルスーツが活躍する戦争を描くアニメーション。名古屋テレビの制作で、１９７９年４月７日にスタートし、以降「－Ｚガンダム」、「－ガンダムＺＺ」など進化を遂げながら、映画化のほか、漫画やゲーム、パチスロにも登場。最新シリーズは、今年７月までＴＢＳ系で放送された「機動戦士ガンダム００（セカンドシーズン）」。
（中日）
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2009121502000131.html

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