23日にニューヨークで始まった国連総会の一般討論演説で、リビアのカダフィ大佐が初スピーチを行い、国連を痛烈に批判するなど相変わらずの「カダフィ節」を披露した。
オバマ米大統領の次に登壇したカダフィ氏はまず、オバマ氏の国連デビューを歓迎。その後、持ち込んだ国連憲章の冊子を読みながら「大国も小国も平等だというが、安全保障理事会は平等か。答えはノーだ。安保理常任理事国の拒否権も私は認めない」と述べた。
さらに「国連設立以降、65の戦争が起き、第2次大戦より多い何百万人もの被害者が出たが、国連は集団で(阻止する)行動を取らなかった」と話すと、国連憲章の冊子を投げ捨てた。
カダフィ氏は、かねて欧米諸国の痛烈な批判で知られ、かつては「中東の狂犬」の異名を取っていた。
(47news)
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