8月30日投開票の
衆院選で、
陣営幹部に
報酬として
現金を渡したとして、大阪府警捜査2課は27日、公選法違反(買収、事前運動)の疑いで、衆院大阪1区に
無所属で
立候補して落選した堺井裕貴容疑者(41)=大阪市城東区鴫野西=を逮捕し、陣営の総括責任者、釜壽(ひさし)被告(34)=堺市西区津久野町、別の同法違反罪で起訴=を再逮捕した。
府警によると、堺井容疑者は「身に覚えがありません」と容疑を否認。釜容疑者は「間違いありません」と認めているという。
府警の調べでは、堺井容疑者は
立候補届け出前の今年7月下旬、釜容疑者に対し、票の取りまとめなどへの
報酬として、
現金数十万円を渡した疑いが持たれている。堺容疑者と釜容疑者はもともと
面識がなく、堺容疑者が
選挙に詳しい釜容疑者に協力を依頼したとみられる。
堺井容疑者は京大卒業後、NHKディレクターや東京都墨田区議を経て、平成17年の衆院大阪15区で
民主党候補として
立候補したが、次点で落選。今回の
衆院選でも
民主党に公認を求めたが認められず、平沼赳夫氏の率いる
保守系無所属「平沼グループ」の一員として
立候補したが、約1万1千票しか得られず落選した。
(産経)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090927/crm0909272003018-n1.htm
テーマ : 政治のニュース
ジャンル : ニュース