明治乳業は3日、「明治おいしい牛乳」シリーズの「低脂肪牛乳」「無脂肪牛乳」で、成分規格などを定めた厚生労働省の省令に違反する表示があり、販売を休止したと発表した。品質の問題や健康への影響はなく、同社は商品名や表示を切り替えたうえで2週間後をめどに再販売する。
省令は低脂肪、無脂肪牛乳について、液体の質量と体積に準じて比重の規格を定めており、両商品とも比重が規格の上限を超えていた。本来は紙パック容器側面の種類別名称欄に、比重の規格がない「成分調整牛乳」と表示すべきだったが、それぞれ「低脂肪牛乳」「無脂肪牛乳」と誤って表示していた。
同社は今年9月に客に分かりやすいよう、商品名を低脂肪乳から低脂肪牛乳に変えたうえ、新たに無脂肪牛乳を発売。現在までに約270万本を製造した。問い合わせは相談センター0120・077・369(フリーダイヤル)へ。
(毎日)
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