6月に急死した米人気スター、マイケル・ジャクソンさん(享年50)の遺作アルバム「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」が9日付オリコンアルバムチャートで首位を獲得したことが2日、発表された。
1982年12月発売の「スリラー」、87年8月発売の「BAD」以来、22年1カ月ぶり3作目。エルビス・プレスリーの2作を抜き、アルバム首位獲得数記録で洋楽男性ソロアーティストの歴代1位に躍り出た。また、ソロアーティストの首位インターバル記録でマドンナの17年11カ月を更新し、最長記録となった。
一方、マイケルさんの生前最後の姿を追った同名ドキュメンタリー映画の世界興収が、先月28日の公開初日から5日間で1億100万ドル(約91億円)に達した。急死で幻となったロンドン公演のリハーサル映像を使った作品で、世界99カ国で同時公開。米国では3250万ドル(約29億3000万円)、日本は米国に次ぐ約9億2900万円を記録した。
日本の配給元、ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメントは、当初の2週間の限定上映を2週間延長することを決定。現在上映中の324館のうち、約7割が今月27日まで延長する。
(サンスポ)
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