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のりピー別荘放火か 勝浦「ピンクハウス」丸焼け
覚せい剤取締法違反の罪で起訴された女優の酒井法子被告（３８）夫婦が使用していた千葉県勝浦市部原の別荘から２０日午前４時１０分ごろ出火、約１時間後に消し止められたが、木造平屋約１００平方メートルの１棟がほぼ全焼した。けが人はなかった。警察は放火の可能性もあるとみて調べている。近所の人によると、酒井被告の夫・高相祐一被告（４１）の親族とみられる関係者が、１８日に同別荘から家財道具を運び出した直後の火災だったという。
覚せい剤が見つかった「ピンクハウス」が、赤い炎で黒こげになった。
千葉県警勝浦署によると、民家から数十メートル離れた国道１２８号を走っていたパトロール中の警察車両が２０日午前４時１０分ごろ、火が出ているのを発見、同署に無線で連絡、消防に通報した。消防車が５～６台が出動し、午前５時６分に鎮火。建物の中心が燃えており、油の反応などは出ていないという。近隣への延焼はなかった。
住民らによると、同別荘には１４日から高相被告の親族とみられる関係者が出入りし、家財道具を運び出していたという。中には自称プロサーファーの高相被告にとって命とも言えるサーフボードが何枚もあった。同被告の逮捕後も、別荘のエアコンの室外機が動いているのが目撃されていた。近所の女性は「サーフボードが暑さで変形するのを防ぐためだったみたい」と話した。
荷物の運び出しは１８日に完了。その２日後に別荘は燃えた。１４日は酒井被告の保釈申請が出された。１６日は高相被告が警視庁渋谷署を、１７日は酒井被告が東京湾岸署を出るなど、世間の目が勝浦から離れている間の“撤収劇”だったようだ。前出の女性は「金曜日（１８日）に片づけが終わったばかりなのに」と、謎のタイミングに首をかしげていた。不動産業者によると、現在も同別荘の借り主は高相被告のままだ。
同別荘では、高相被告が覚せい剤０・０９７グラムを所持していた罪で起訴されている。家宅捜索では吸引器具も押収。酒井被告も出入りしており、夫婦での共同所持もささやかれた。地元住民は、高相被告の逮捕以前から「お香のにおいがする」などと異常さを感じており、外壁の色から「ピンクハウス」と呼ばれていた。
この日、ほぼ全焼した同別荘は中が丸見え状態。家具などはほとんど見あたらなかった。しかしピンクの外壁は大部分が無事で、出火元は別荘の中とみられる。勝浦署は放火のほか、漏電などさまざまな可能性を視野に捜査中。一方で、同別荘のカギが壊される事件があったとの情報もあり、覚せい剤事件にからんだ「酒井、高相両被告への脅しでは」といううわさもある。
また、１９日夕から夜にかけて、隣接する鴨川市や君津市で無人の別荘の火事が３件相次いでおり、同署は連続不審火の疑いもあるとみて関連を調べている。
◆一般人集結でパトカー出動 ○…一時期に比べて落ち着きを取り戻していたピンクハウスだが、今回の火災で再び注目された。この日は早朝に鎮火したにもかかわらず、昼間もまだ焦げ臭さが漂う中、ひっきりなしに一般人が訪れ、常時約１０人が携帯電話のカメラで記念撮影。別荘前でとまる車が多く、渋滞が発生し、パトカーが出動して「苦情が出ているので車を移動して」と呼びかけるひと幕もあった。報道各社が取材に訪れ、上空にはヘリコプターも旋回した。
（読売）
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20090920-OHT1T00274.htm?from=yol
覚せい剤が見つかった「ピンクハウス」が、赤い炎で黒こげになった。
千葉県警勝浦署によると、民家から数十メートル離れた国道１２８号を走っていたパトロール中の警察車両が２０日午前４時１０分ごろ、火が出ているのを発見、同署に無線で連絡、消防に通報した。消防車が５～６台が出動し、午前５時６分に鎮火。建物の中心が燃えており、油の反応などは出ていないという。近隣への延焼はなかった。
住民らによると、同別荘には１４日から高相被告の親族とみられる関係者が出入りし、家財道具を運び出していたという。中には自称プロサーファーの高相被告にとって命とも言えるサーフボードが何枚もあった。同被告の逮捕後も、別荘のエアコンの室外機が動いているのが目撃されていた。近所の女性は「サーフボードが暑さで変形するのを防ぐためだったみたい」と話した。
荷物の運び出しは１８日に完了。その２日後に別荘は燃えた。１４日は酒井被告の保釈申請が出された。１６日は高相被告が警視庁渋谷署を、１７日は酒井被告が東京湾岸署を出るなど、世間の目が勝浦から離れている間の“撤収劇”だったようだ。前出の女性は「金曜日（１８日）に片づけが終わったばかりなのに」と、謎のタイミングに首をかしげていた。不動産業者によると、現在も同別荘の借り主は高相被告のままだ。
同別荘では、高相被告が覚せい剤０・０９７グラムを所持していた罪で起訴されている。家宅捜索では吸引器具も押収。酒井被告も出入りしており、夫婦での共同所持もささやかれた。地元住民は、高相被告の逮捕以前から「お香のにおいがする」などと異常さを感じており、外壁の色から「ピンクハウス」と呼ばれていた。
この日、ほぼ全焼した同別荘は中が丸見え状態。家具などはほとんど見あたらなかった。しかしピンクの外壁は大部分が無事で、出火元は別荘の中とみられる。勝浦署は放火のほか、漏電などさまざまな可能性を視野に捜査中。一方で、同別荘のカギが壊される事件があったとの情報もあり、覚せい剤事件にからんだ「酒井、高相両被告への脅しでは」といううわさもある。
また、１９日夕から夜にかけて、隣接する鴨川市や君津市で無人の別荘の火事が３件相次いでおり、同署は連続不審火の疑いもあるとみて関連を調べている。
◆一般人集結でパトカー出動 ○…一時期に比べて落ち着きを取り戻していたピンクハウスだが、今回の火災で再び注目された。この日は早朝に鎮火したにもかかわらず、昼間もまだ焦げ臭さが漂う中、ひっきりなしに一般人が訪れ、常時約１０人が携帯電話のカメラで記念撮影。別荘前でとまる車が多く、渋滞が発生し、パトカーが出動して「苦情が出ているので車を移動して」と呼びかけるひと幕もあった。報道各社が取材に訪れ、上空にはヘリコプターも旋回した。
（読売）
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20090920-OHT1T00274.htm?from=yol
