日本では1967~73年に放送された米人気ドラマシリーズ「スパイ大作戦」のリーダー、フェルプス役で知られる米俳優、ピーター・グレーブス氏が14日に米ロサンゼルスの自宅で死去していたことが15日、分かった。83歳だった。
広報担当者によると、18日に誕生日を迎えるはずだったグレーブス氏は、家族との食事を終えて帰宅後に倒れた。死因は心臓発作とみられる。
グレーブス氏はミネソタ州生まれ。米空軍を除隊後に演技を学び、50年に映画デビュー。代表作「スパイ大作戦」では「おはよう、フェルプス君」で始まる“当局”から極秘指令を受け、難事件を解決する特務機関の頭脳明晰なリーダー役として人気を博した。
71年にはフェルプス役が認められ、ゴールデン・グローブ賞を受賞。80年の米映画「フライング・ハイ」などに出演後、91年に日本でも放送された「新スパイ大作戦」でも同役を演じた。
「スパイ大作戦」の原題は「Mission Impossible(ミッション・インポッシブル)」。内容は若干異なるが同じオープニングテーマを使用し、主演、トム・クルーズ(47)で96年から映画シリーズ化された。
(サンスポ)
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