タイのアピシット首相は16日、プミポン国王の健康不安説を背景に同国株式市場が大幅に値を下げたことについて、証券取引委員会が市場操作の有無に関する調査を始めたことを明らかにした。
同委員会のチラチャイ事務局長は「(国王の健康悪化の)うわさが国外から流されたのは分かっている」と述べ、外国人市場参加者を対象に調査を進める方針を示した。
タイ株式市場の株価指数は、うわさが流れた14日からの2日間で7%余り下落したが、16日は前日比3.5%上昇で取引を終えた。
81歳の国王は9月中旬、発熱などのため入院。王室は連日「順調に回復している」と発表しているが、退院のめどは立っていない。
(日経)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20091018AT2M1604017102009.html
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